わきがと遺伝の関係
わきがの原因となるアポクリン腺は、すべての人に存在する汗腺のひとつです。
しかし、実際にわきがに悩んでいる方は一部であり、日本人で言えば全体の10~15%程度にとどまっています。
これは、アポクリン腺の量や大きさに個人差があるためで、一般的には、汗腺の量が多く、サイズが大きいほどわきがになりやすい傾向にあります。
そのため、両親など身内にわきが体質の方がいる場合、遺伝としてアポクリン腺の量・大きさを受け継いでいる可能性があります。
実際、わきがの遺伝に関しては、片親がわきがの場合は約50%、両親ともにわきがの場合は約75~80%の確率でその子供もわきがになると言われています。
特にわきがは優性遺伝の一種なので、他の要素に比べて遺伝しやすい体質のひとつとして数えられています。
ただ、遺伝だからとわきが対策を諦めることはありません。
わきがは適切な治療を行うことで、症状を緩和したり、あるいは完治することも可能となっています。
わきがは一般的に、アポクリン腺のはたらきが活発になり始める思春期以降に発症しやすいので、もし遺伝の疑いがある場合は、思春期頃から自分のニオイに気をつけ、適切な処置をほどこすようにしましょう。



